出産

昨日、会社の同僚に三人目の子供が生まれたそうです。

女の子の出産の連絡を受けて、会社を早退していきました。


私にも三人子供がいますが、そのときのことを思い出したので、ちょっと書いてみます。


この話をすると、大抵驚かれるのですが、

私は三人全員の出産に立ち会っています。


別に出産のタイミングにあわせてバカンスを取っていたわけではありません。

偶然、そのときに時間が空いたんです。


これは、一体なんでしょう？

自分でも不思議に思います。


はじめの子の出産の時、生まれたての娘の小さな手に指を伸ばすと、
信じられないくらい強い力で、私の指をギュッと握り締めてきました。

あの時の強さ、今でも忘れません。

こんな小さな命をしっかりと守っていかなくちゃ。
そんな決意を抱いたのです。

この日が、私の父親としての誕生日です。

そして、二人目、三人目も
やっぱり指を握りました。

そのたびに愛おしい気持ちと、大きな責任感に、心が震えました。


それから何年もたって、赤ちゃんはすっかり子供へと成長しました。

いつか大人になって、私が守ってやらなくても、一人で立っていけるようになるでしょう。


父親として三人の出産に立ち会ったこと。
これにはきっと、何か意味があるのでしょう。

宇宙からのメッセージなのかもしれません。


私の使命とも何かかかわりがあるのかも・・・。


なんだか、少し、感傷的になってしまった日でした。